カテゴリー別アーカイブ: 活動

スタッフ研修を行いました〔5〕

令和3年度第1回スタッフ研修を7/15(木)、広島市中央公民館に於いて、専門講師をお招きして、スタッフ、理事・監事等15名の参加により実施しました。

今回、講師として広島市保健所食品指導課から岡村美里様、中川絵梨花様のお二人をお招きし、「食中毒予防及びコロナ感染予防」をテーマに講義をしていただきました。

講師から、食中毒の原因には細菌やウイルスによるものの他、アニサキスのような寄生虫によるものもあるとのお話がありました。
また、一般的には食中毒は夏場に多く発生すると思われているが、年間を通して発生しているとのことでした。

カンピロバクターやサルモネラは、生の肉に存在し、生肉を切った包丁やまな板は使いまわさず洗浄消毒することや黄色ブドウ球菌は人の皮膚や毛髪、特に傷の周りに多く存在することなどを教えていただきました。
新型コロナウイルスの感染拡大により、子供たちにおむすびを持ち帰ってもらうことが多くなっていますが、おむすびを素手で握ると、この黄色ブドウ球菌による食中毒が発生する場合があり、特に気を付けてほしいとのことでした。
また、ノロウイルスはアルコールが効きにくく、加熱や塩素系漂白剤が効くとのことでした。

食中毒予防には、しっかり手洗いをすること、生ものからの汚染を防止すること、中心部まで十分に加熱することなどを学びました。
また、新型コロナウイルス感染予防として、ドアノブやトイレの流水バーなど手指が触れる場所を定期的に消毒するようにとのことでした。

当会は、子供たちへの食事提供を主な活動としており、これまでも食品衛生・食中毒予防には十分配慮してきましたが、今回の講習を受講し、より一層気を付けなければならないと改めて感じました。

本会発足5周年記念講演会の開催

❏テーマ  「茶の湯と幸福」
❏講 師  茶道上田宗箇流十六代家元 上田 宗冏 様

NPO法人食べて語ろう会では、3月21日(日)広島弁護士会館において、茶道上田宗箇流十六代家元 上田 宗冏 様をお迎えし、法人設立5周年記念講演会を開催しました。
コロナ禍でしたので、3密を避け、席の間隔をあけ開催、満席でした。

講演の冒頭にて、上田様から少年期から青年期にかけて、鷹野橋公設市場でのお母様との語らいの中で受けた影響や茶の湯へのいざない、茶道を継承された経緯などのお話をいただきました。
穏やかにお話が進むにつれ多くの参加者が聞き入ってしまいました。
また、今まであまりお聞きしたことのなかったお話でしたので大変感銘いたしました。

講演テーマである『茶の湯と幸福』については、日本人としての独特の美意識として春夏秋冬を感じ光を取り入れることと、あいさつの大切さと「坐」についてお話しされました。
また、「幸福の四つの心的要因」として、
◇夢を持つこと ◇楽観的であるこ◇人の目を気にしないこと ◇人とつながっていること
が大切であると述べられました。

さらに、
◇食について(和食、漆、箸)
◇茶の湯と幸福(心の充足…深い呼吸、内省、穏やかな顔に)
◇かたちの基本(呼吸と姿勢)
◇子どもたちにお茶を(親と敬語で)
など、丁寧でとてもわかりやすく、また優しくお話をしていただきました。

アンケートでは、「家庭に恵まれない子ども達だけでなく、すべての子、現状においては親世代に知ってほしい内容だった。」「とても内容の深い講演会に大変感銘を受けた。」「上田宗冏先生のお顔からも全体からも優しさが出ていた。」など多くの感想が寄せられました。

本会の5周年を記念する講演会していただきました。
茶の湯を通し、日本人としての幸福のあり方について、あらためて見つめ直すことができた時間となりました。

スタッフ研修を行いました〔4〕

食べて語ろう会では、定期的に役員及びスタッフの研修を行っています。
3/18(木)、広島市中央公民館において今年度3回目の研修会を約20名の参加により開催しました。

今回、講師として法務省中国地方更生保護委員会事務局総務課長の 稲田 美津代様にお越しいただき、『個人情報保護について』という難しいテーマに対して、わかりやすく講義していただきました。

稲田様のお話では、「個人情報」とは、「特定の個人を識別することができるもの」とのことで、「組織的に利用するものとして保有するもの」を「保有個人情報」というとのことでした。
当会では、相談者の氏名やその内容の記録、自立準備ホームの利用者の情報等が該当すると思われます。

また、個人情報は利用目的の特定・制限や正確で適正な管理が求められているとのことでした。
当会では、定期的に講演会を実施していますが、参加者募集の際、案内書に「個人情報は、本講演会のみに使用いたします」と明示し、利用目的を特定しており、その取扱いや保管管理には十分気を付けています。

個人情報の不適正な管理事案としては、「誤送付・誤送信」や「紛失」が多く報告されているとのことでした。
特にFAX送信の際には、ヒューマンエラーを防止するため、二人で送信先番号を確認したり、送信前後に電話することが大切とのことでした。
なお、度々FAXする相手がある場合は、その番号を登録し、その登録を利用するのがいいとのことでした。
国の機関は「保有個人情報は、有用性に配慮しつつ、国民個人の権利利益を保護しなければならない重要な情報」という考えで、個人情報の適正な管理のため、その取扱い等について、自己点検や監査も行っているとのことでした。

当会は、令和元年から自立準備ホームを開設し活動しており、少年院や刑務所出所者等の個人情報保護について、打ち合わせ会議等で啓発していますが、今後も十分気を付けないといけないと改めて感じました。

シンポジウム「子ども達の幸せのために」の開催

NPO法人食べて語ろう会では、3月21日(日)広島弁護士会館において、茶道上田宗箇流十六代家元 上田 宗冏様をお迎えし、講演会を開催しました。
また、今年度は法人設立5周年記念として、更生保護及び教育施設などで実務の最前線にて携わっておられる5名の皆様による、『子ども達の幸せのために』をテーマとした、シンポジウムを行いました。

まず最初に、パネリストの紹介を兼ねて、それぞれの団体機関の活動内容と子どもたちの現況などについて、お話しいただきました。

登壇パネリスト
小野 治文様 (中国地方更生保護委員会更生保護管理官)
中村 麗子様 (元法務省矯正局、弁護士、保護司)
田中 洋子様 (広島女学院大学非常勤講師、社会福祉士)
小田原順蔵様(広島市教育委員会学校教育部生徒指導課長)
高坂 朝人様 (全国再非行防止ネットワーク協議会代表)
なお、今回のシンポジウムのコーディネーターは、福岡少年院長で本会の顧問をした頂いている 中島 学様にお願いしました。

子どもを取り巻く現況は、
家庭・・・子どもに関わらない。貧困家庭。離婚や別居による片親疎外症候群。
学校・・・不登校、いじめの増加。児童の暴力行為増加。
子ども・・・ 少年自殺の増加。物理的及び心理的な居場所がない。頼る人や場所がない(知らない)

子どもたちに起きている具体的なケースを中心に、その対策となるとても貴重なご提案やご意見がありました。
参加者からの具体的な事例質問もあり、パネリストによるそれぞれの立場からの支援方法やアドバイスをいただきました。
子どもたちの幸せのために、まわりの大人や地域がしっかりと手を差し伸べていくこと、安心できる居場所をつくっていくことが必要であるとのことでした。

ご参加の皆様には、長時間ご清聴いただき、ありがとうございました。

「基町の家」開所時間変更のお知らせ

広島県による、新型コロナウイルス感染拡大防止集中対策期間の解除ともない、3月1日から本会の活動拠点である「基町の家」の開所時間を、次のとおりに変更しました。

【3月からの開所時間】 11時~17時30分 

現在は、お弁当による食事提供は継続し、マスク着用・手指消毒の他、アクリル板パーテーション設置等の対策も実施しておりますので、来所をされる皆さまにはご理解とご協力をお願いします。

なお、今後も感染拡大のおそれがあるため、施設スタッフも最小限で運営しており、来所対応も難しい場合もありますので、来所前にご連絡いただきますよう、あわせてお願いします。

恵方巻をいただきました。

2月2日(火)の節分の日にと、いつもご支援いただいている廣島昇榮さまの関連会社である、広島市中区舟入町の「舟入市場」さまより、たくさんの恵方巻をいただきました。本当にありがとうございます。

早速、子どもたちにはその日のお弁当と一緒に持ち帰って、今年はコロナ退治を願い丸かぶりしてもらいました。
とても美味しかったようで、満足顔の写真を送ってくれました。

プロマート舟入店

舟入市場さまには、これまでも毎月お店で取り扱われている食材をいっぱい提供してもらっており、いつも子どもたちが大好きなお肉などをいただいております。
また、今回の節分の恵方巻の他にも、その時期に応じた歳時イベントのたびに、子どもたちへ歳時に関連する食べ物などをいただいており、みんなに季節感を味わってもらっています。
いつも心温まるご支援に、感謝しております。

㈱廣島昇榮さまHP ⇒ 株式会社 廣島昇榮 (hiro-shouei.jp)
㈱舟入市場さまHP ⇒ 舟入そだち (funairi-sodati.com)

「5周年記念誌」ができました。

特定非営利活動法人「食べて語ろう会」は、令和2年8月17日に法人設立5周年を迎えました。
今年度の、定例の講演会開催時に、皆様にお渡しができればと思い、これまでの活動を振り返り、今後の活動のよりどころとなるように、記念誌の作成に向け準備を進めて参りました。

発行に際しましては、湯﨑広島県知事をはじめとして本会の運営にご支援ご協力いただいている関係機関の皆様から、祝辞をいただきました。
また、基町の家に来ている青年からも言葉もいただき、さらに、日頃から本会の運営のご指導をいただいております全国の顧問の方々から激励のお言葉や本会の活動への期待などのお言葉をいただきました。
ご寄稿いただきました皆様に、心より感謝しております。

コロナウィルスの感染が蔓延する中、令和3年1月23日の講演会は延期せざる得なくなりましたので、参加者の皆様にお渡しする機会が無くなりました。
折角の5周年記念誌ですので、多くの皆様に本会の活動をより深く知っていただきたいと思っております。

まだ5年しか経過していませんが、これまでの様々な取り組みを活かして、今後も役員・スタッフ・ボランティアはもとより、支援いただいている皆様とともに、手を携えて家庭環境に恵まれない青少年たちが安心できる居場所づくりに向け一歩ずつ着実に歩んでいきたいと思っています。
ご希望の方は、事務局にご連絡ください。

共同募金のお願い

2021年3月末で共同募金活動は終了しました。
ご協力ありがとうございました。

今年も食べて語ろう会は『2020年度社会課題解決プロジェクト参加団体』として、使途選択募金活動に参加します。

プロジェクト活動により皆様からいただいた募金は、広島県共同募金会を通じて、食べて語ろう会へ助成金として交付され、家庭環境に恵まれない子どもたちへの食事提供や居場所づくりによる非行・再非行の防止、その保護者等への子育て支援、関連団体とのネットワーク構築などの活動資金となります。

2021年1月から3月末までの3ヵ月間、募金活動を行っています。
詳しくは ⇒ 社会福祉法人 広島県共同募金会 (akaihane.hiroshima.jp)

特に新型コロナウイルス感染拡大が懸念される状況下で、いま支援を必要としている青少年がいることをご理解いただき、一人でも多くの皆様からの募金活動へのご協力を、よろしくお願い申し上げます。

ご賛同いただける方には郵便振替用紙をお送りしますので、「基町の家」まで電話または電子メールにてお問い合わせ下さい。
食べて語ろう会「基町の家」
◆TEL・FAX (082)962-2211
※12:00~16:00の間でお願いします

◆メールアドレス    motomachinoie@outlook.jp

スタッフ研修を行いました〔3〕

食べて語ろう会では、定期的に役員及びスタッフの研修を行っています。
12/9(水)、広島市中央公民館において今年度2回目の研修として、約20名の参加により研修を開催しました。

今回、講師として広島市児童相談所紺田 礼子様にお越しいただき、『児童虐待について』をテーマに、管轄である広島市を中心とした子どもたちへの虐待の現況と傾向、児童相談所の診断・支援機能や発見時の通告などについて、丁寧でわかりやすく講義していただきました。

紺田様のお話では、今年は新型コロナウイルスによる学校の休校措置があり、その影響もあって学校が始まって以降、6月後半から急に児童虐待の訴えが増えてきたとのことです。
虐待の種別で見ると、子どもへの直接的な暴力である「身体的虐待」が31.3%、それ以上に心を傷つける言動を繰り返す「心理的虐待」が半数以上の56.3%となっており、無視や育児放棄の「ネグレクト」が11.7%とのことです。※平成31年度調べ
なお、令和2年4月には児童福祉法改正により、親による「体罰」は虐待と位置付けられており、体罰禁止が法律で明文化されたそうです。
子どもへの直接的な暴力はいかなる理由があっても体罰(=虐待)とみなされ、罰として食事を与えなかったり、『お前なんか生まれてこなければよかった』などの心を傷つけるような暴言も虐待となるとのことです。
また、虐待発見及び要保護児童がいた場合は、誰もが福祉事務所か児童相談所へ通告する義務があるとのことでした。

当会で支援している子どもたちの中には、親からの虐待を受けていた経験のある子も多く、この研修を通じてそういった子どもたちへの寄り添いや相談対応に、活かしていきたいと思います。

長崎で講演

11月30日(月)、長崎市の長崎市民会館文化ホールにおいて開催された、令和2年度『長崎県更生保護関係者顕彰式典』にお招きいただき、長崎県内の保護司をはじめ更生保護関係者の皆さまのご参加により、中本理事長の講演が行われました。

今回は、長崎県保護司会連合会や長崎県更生保護協会など更生保護に関係するの9団体の主催により、長崎県内で永年更生保護に尽力された方々の功績を讃える式典の中で、講演させていただきました。
これまで中本理事長自らが保護司して関わった、犯罪や非行を行った人たちへの接し方や再犯・再非行防止のための立ち直り支援の具体的な活動事例とともに、現在行っている活動状況やいま求められている立ち直り支援方策などについて、実例を示しながらお話させていただきました。

講演をお聴きいただいた方から、これからの更生保護活動の参考していきますとの声もあったようです。
参加者並びに関係者の皆さま、ありがとうございました。