カテゴリー別アーカイブ: 活動

京都・龍谷大学で講演

12月8日(土)、京都市南区の龍谷大学 響都ホール校友会館で、龍谷大学 矯正・保護総合センター主催の「第8回矯正・保護ネットワーク講演会」にお招きいただき、中本理事長が講演を行いました。

講演には、矯正施設、更生保護関係、保護司、教誨師、弁護士、公務員、NPO法人等の皆さま約270名に参加をいただきましたが、人身事故によるJR遅延の影響で、来場できない方もおられたようです。

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今回は『子ども達の居場所』と題し、冒頭に以前テレビ放映されたDVDを観ていただいたのち、中本理事長のこれまでの活動経緯とともに、現在子どもたちがおかれている現状を事例を交えながら、お話しさせていただきました。
また、最後には参加者より熱心な質問も寄せられました。

〇男子が多いが女子は受けないのか。
回答:女の子が以前は来ていたが、行儀が非常に悪く手に負えないと思ったことがあり、 自分としてはどうしても女の子に対して拒否反応がある。
〇周りの人との関係で厳しい状況になったとあるが、続けてきたモチベーションは何か。
回答:対外的には支援者が多く、近所の方々にも助けてもらっている。相手に沿う気持ちが大切だと考えているが、少なからず戦前の教育がそうさせているのかもしれない。何よりも子どもの成長過程を見ることがうれしい。
〇家族との関係は。
回答:39歳で未亡人になった。上の息子と3番目の子は両親が育ててくれ、自分は次男と一緒に生活した。いろいろあったが、息子が現在里親をしており、自分の姿を受け入れてくれていると誇りに思っている。
〇子ども食堂について。
回答:朝ごはんはとても重要で、抜いた子は多動となり勉強が身に入らない。自分としては朝ごはん条例を作ってほしいと、県や市にお願いしたこともあった。広島県知事が基町の家を訪ねてこられ、子供に直接いろいろ尋ねられた。バナナ1本でもいいので提供してほしいといったところ、現在モデル事業に取り組まれている。これからも広がっていくことを信じている。            IMG_3054 IMG_3045

なお今回の講演内容は、龍谷大学矯正・保護総合センター発行の冊子「きょうせいほご」の次回号に掲載される予定です。

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子どもたちとの『約束ごと』

食べて語ろう会では、子どもたちとの間に3つの『約束ごと』があります。1542174905610.jpg

『約束ごと』

一、あいさつをする

一、時間を守る

一、うそをつかない             

これまで中本理事長やスタッフが長年活動するなかで、「食べる」こととともに「話す(語る)」ために、このルールを決めています。
写真の色紙は、基町の家の食卓前のカベに貼ってあります。

再非行の防止はもとより、社会人として育てていくための、基本であり必要なルールでもあります。
中本理事長はとても寛容な人ですが、この3つは必ず守るよう、子どもたちに言い聞かせています。
子どもへの約束ごとだけでなく、おとなたちも自戒させられます。

これからの食べて語ろう会について

cimg0281.jpgつもNPO法人食べて語ろう会をご支援いただき、誠にありがとうございます。
おかげさまを持ちまして、2015年8月にNPO法人として認証を受けてから、3年間活動を続けることができました。
これもご支援をいただいている正会員・賛助会員様をはじめ、活動に際して助成やご寄付をいただいている個人や団体の皆様からの、温かい支援によるものと、心より感謝しております。厚くお礼申し上げます。

3年を過ぎ、この間で子どもたちの環境は、改善できたものもありますが、さらに新たに「基町の家」に来所する子どもも増えており、これまで以上に多様な状況となっております。
そこで今回は現在本会が抱えている課題と、次なる計画についてご報告させていただきます。
いま計画し、早急の課題として取り組んでいることは、次の3点です。

1.受入れ施設の拡充                                                                                                          ①「基町の家」の拡大                                                                                                    ②「自立準備ホーム」の新設
2.スタッフの育成と後継者づくり                                                                                      ① 施設拡充による運営スタッフの増員と、子どもたちへの関わり方の教育研修        ② 事業運営・対外対応等の組織強化と理事長後継者の育成
3.継続できる助成・支援システム強化                                                                              ① 継続的な運営資金の確保                                                                                            ② 会員様及び支援団体様への情報共有と継続支援の形づくり

この3項目を理事及びスタッフと更生保護に関係する団体とともに、すでに取り組みはじめております。
また今年8月に設立された「全国再非行防止ネットワーク協議会」に参画し、広島だけでなく他府県の団体とも連携しながら、再非行防止と立ち直りを手助けするために、先に述べた「自立準備ホーム」を設置することを検討しております。
加えて現在子どもだけでなくその親や関係する成人からの相談も増えているので、現状の「基町の家」での応対では、個人のプライバシー保護等にも問題があるため、近隣施設を部屋として確保することが必要となっており、広島市等への働き掛けも進めています。
それにともなってスタッフ育成・増員とともに、運営資金を確保することが急務となっております。

子どもたちを取り巻く環境も大きく変化しており、これまで以上の皆様からのご理解とご協力を賜り、より一層のご支援をお願いしたいと存じております。

理事長  中本 忠子

広島都市学園大学との学習交流《2》

食べて語ろう会「基町の家」では、来家している子どもたちに学習支援を行っています。
学習指導をしてくれているのは、先日中本理事長が講義参加した広島都市学園大学子ども教育学科の学生さんたちで、約2年前から定期的に基礎的な勉強を教えてもらっています。

現在は「基町の家」の2階で、子ども教育学科4年生の神田 経くん(下写真・左)と今井 友紀さん(下写真・右)により、プリントやタブレット使って子どもにわかりやすく興味を持つように工夫をしながら、学校の授業が早く終わる木曜日に1時間半程度、一生懸命丁寧に教えてもらっています。
勉強が終わった後は一緒にご飯を食べながら、お兄さんやお姉さんとしていろんな話をしてもらい、楽しく過ごしています。
広島都市学園大学との関わりは、子ども教育学科の佛圓 弘修 学科長(上写真・理事長左隣)が元基町小学校の校長先生をされていたころから、長年に渡り中本理事長や食べて語ろう会はお世話になっており、いまもなおご支援をいたただいています。

なお勉強を教えてくれている神田 経くんと今井 友紀さんは来年小学校の先生になるので、すでに後任で学習指導をしてくれる学生さんも決めてくれています。
また先日の中本理事長の講義参加の時には、神田くんは手書きでタイトル製作してくれ、今井さんは畳で車座のアイディアを考えてくれました。

広島logo都市学園大学は、教育・保育が学べる子ども教育学部と、看護やリハビリテーションが学べる健康科学部のある、広島市内にある大学です。  ホームページ ⇒ 広島都市学園大学HP

広島都市学園大学との学習交流《1》

10月23日(火)午後、広島市南区宇品西にある広島都市学園大学宇品キャンパスで、中本理事長が学生さんの授業に参加させていただきました。

今回は『本音でばっちゃんと語ろう会 ~ばっちゃんの生き方にふれよう~』と題して、子ども教育学科約30名の学生さんの前で、これまでテレビで放送された中本理事長のビデオを事前に鑑賞をした内容をもとに、子どもとの関わり方やばっちゃんの思いなど本音で聞いてみたいことを、質問とフリートーク形式でお話しさせていただきました。

学生の皆さんの発案で、講義室ではなくダンスルームに畳を敷き、車座になっての話だったので『座談会みたいで、すごくよかったよ。』と、ばっちゃんはお気に入りの様子でした。

logo広島都市学園大学では、今年1月にも中本理事長の講演をさせていただいており、また「基町の家」でも学生さんによる子どもたちの学習支援をしてもらっています。

『全国再非行防止ネットワーク協議会』設立イベントが行われました。

8月17日(金)、名古屋市中村区「ウインクあいち」において『全国再非行防止ネットワーク協議会(全再協)』設立の記念イベントが開催されました。
設立イベントは立ち見も含め約100名の参加となり、東海テレビ・中京テレビ・朝日新聞等のマスコミ取材もありました。

パネルディスカション①
全再協は、名古屋市「再非行防止サポートセンター愛知」さんと東大阪市「チェンジングライフ」さんとともに、食べて語ろう会のNPO法人3団体が連携して、罪を犯した少年少女の立ち直りを支援し、再犯への道を断ち切ることを目指します。

再犯率は年々増加傾向にあり、少年院を出た少年少女の多くは地元へ戻るものの、再び以前の非行仲間と関係が戻り、窃盗や暴走、覚醒剤などの犯罪に走ることも少なくないため、全再協では非行経験者が環境を変えたいと望む場合、支援する団体が他の参加団体につなぎ、地元から離れた場所での更生を後押しします。
また今後は各地の他団体にも参加を呼び掛け、支援のノウハウの共有も行います。

『第一回追悼 竹あかり』に参加しました。

8月6日(月)、広島市佐伯区にある広島市湯来交流体験センターで行われた『第一回追悼 竹あかり』に共催参加しました。
当日は「広島平和記念日」としての追悼と、7月の西日本豪雨災害により被災された皆様への追悼と復興の場として、参加者で作った「竹あかり」にみんなで火を灯して、平和への祈りを捧げました。

食べて語ろう会は、子どもたちと一緒に「竹あかり」づくりと設営を行うとともに、製作準備の前日5日と本番当日6日の両日、製作スタッフへの食事づくり・提供を行いました。
「竹あかり」づくりは、総合演出家のCHIKAKEN(ちかけん)さんの指導により、思ったよりも簡単に、そしてすごく楽しく製作できました。『でも、暑かった・・・。』

暑い中、湯来地区の皆様や賛同して参加していただいたグループ、当日竹づくりワークショップへの参加者、観覧に来られた方など約500名の皆様に集まっていただくことができました。

夕方からは広島県内外で活躍されている和太鼓や尺八の演奏、歌やダンス、最後は地元湯来町・水内子ども神楽団などのステージも催されました。
多くの皆様にご来場いただき、心より感謝いたします。ありがとうございました。